脇の臭い > わきが手術の方法

アポクリン汗腺の除去がワキガの手術です。

このページでは、わきがの手術について解説したいと思います。

どうしてあの独特なワキガ臭が出るのか? その原因はいくつもあるのですが、端的に見ていくと、 「 ある汗腺 」 から出ている汗が、ニオイの元になっているのがわかります。

それはアポクリン汗腺というものです。

もっといえば、アポクリン汗腺から出ている汗が直接臭うのか?
といえばそういうわけでもなく、

汗に含まれるタンパク質が、皮膚にいる細菌に分解されることで、
独特のワキガ臭になります。

ですから手術による治療では、
一般的にワキの下の汗腺を除去していきます。

剪除法

わきが手術の方法として代表的なものをご紹介します。
一番メジャーなのは 「 剪除法 」 と呼ばれる方法でしょう。

ほかにも直視下摘除法、皮弁法などとも呼ばれたりしますが、
脇の下にあるシワに沿って切開し、
直接目で確認しながら汗腺を取り除いていく、医師にとっては根気のいる方法です。

しかし汗腺の取り残しがなく、
ワキガを完治できる手術でもあります。

実際に切開するのは脇の下のシワにそって2~3センチ、
傷跡はもともとのシワと同化しますから、目立ちにくい特徴があります。

また保険が適用されるのは、
この剪除法だけです。

超音波吸引法

ほかにも 「 超音波吸引法 」 というのがあります。
多くの美容整形で採用しているのがこの手術です。

脇の下から超音波のでるメスをいれて振動させる。
それによってアポクリン汗腺を破壊する方法です。

剪除法と比べればさらに傷跡は小さくて済みますし、
施術時間も短く、からだへの負担も少ないという特徴があります。

傷跡はだいたい1センチくらいでしょうか。

この方法では確実にニオイのレベルを落とせますが、
汗腺を完全に取り除くことが出来ないため、
わきがを完治できない。もしくは再発するというデメリットがあります。

皮下組織削除法

「 皮下組織削除法 」 という手術もあります。
稲葉博士が開発したワキガ治療の手法です。

カミソリの刃がついた特殊な器具(皮下組織削除器)を1cmほどの小さな切開からさし込み、
わきがの原因となるアポクリン汗腺、多汗の原因となるエクリン汗腺と腋毛を皮膚の裏側からまとめて削り取ります。

開発者にちなんで 「 イナバ式 」 などとも呼ばれます。

この方法ですと、切開するのも1センチ程度で済みますし、
アポクリン汗腺がほとんど再生してこないので、わきがに対する治療効果も高いです。

しかし、同時に腋毛も生えてこなくなりますから、
男性の方には不向きな方法かもしれません。

一番の目的は「悩みの解消」です。

代表的なワキガの手術はこの3種類です。

あとはそれぞれの手法を進化させたり、独自の工夫を取り入れて、 「 ○○法 」 などと自分の名前をつけている先生もいらっしゃるようですが。

コンプレックスを抱えたままの人生はつらいです。 ですから最後の手段として、わきが手術を受けるという選択はありだと思います。

手術にともなう痛みや出費よりも、
悩みを解消できる喜びのほうが大きいでしょうから。

最後に参考までに、
実際ににどんな手術をしているのか?

それが分かる映像があるのでご紹介しておきます。
かなり生々しい映像なので、苦手な方はご注意ください。

剪除法の手術映像はこちら>>
超音波吸引法の手術映像はこちら>>

また、手術以外のワキガ治療に興味がある方は、
こちら をどうぞ。